〜5月の巻〜

5月9日

長い間後回しにしてきた免許取得に向けて、地球上では考えられないほどの重力に耐えながら 重い足を1歩1歩自分のバイト先のコンビニへ向けて伸ばしていった。目的の免許パンフレットを手に入れ 自宅に帰ってから軽く読む。あ〜、だるい。どうやら入校手続きというのがあって申し込みから1週間は入校できないらしい。 なかなか不便だが、気持ちの整理をしてきなさい。という、向こうの思いやりである。と解釈した。 遂に免許取得に歩き出した。これだけで、今日は終わり。だが、大きな1歩だ。

5月10日〜

「おい、もう終わりかよ!?」と、思われかねないから名誉のために言い訳を書いておこう。 もらってきたパンフレットだが、目当ての教習所がその中に無かったのだ。実は、最寄駅から送迎バス が出ている教習所があり、てっきりパンフレットにもあると思っていたが・・・奇なり、奇なり、あぁ奇なり。 直接電話する他なさそうだ。また、後日。

5月14日

ビートルズを書いた後で気分が良いからそのままこのダルダルワールドへこんにちわ。今日は、前回 言っていた最寄駅から送迎バスが出ているという教習所についてネットで調べてみた。「調べる」という 簡単な行動に4日間もかかっているのは致し方ないところだ。では、わかったことを。

明日以降時間があったら行ってみよう。はてさて、いかにして用事(言い訳)を作りましょうか?

5月22日

今日は約束の日であった。大学から帰る途中の中央線の中で友人に「木曜から教習所に行く」的な 発言をしたためだ。・・・知ってた?約束って破るためにあるんだって!(怒らず笑ってください)  これだと友達がいなくなる ことが明白だから、真相を書きます。まず、お金の工面が間に合わなかった。だから、行っても何もできなかった わけで。いや、それでも行こうとはしていたのよ!まじで。教習所の写真でも撮ってきて載せようかと 思ってたんだけど、寝不足でだるくなってやめたね。第一、無意味だし。とにかく、ごめんなさい! 許してください!今日、お金の工面はできたので、明日は必ず行きます!乞う御期待!

5月23日

行ってきたよ。行ってきてやったよ!(←意味不明) もはやネタとして割り切らないと体が動かないため、昨日ここで 宣言しておいたのはかなりの原動力になった。HPおそるべし。それではどうぞ。
まず持ち物を点検したところ住民票が無いことに気付き、支所に原付で向かい発行してもらう。なぜ、 昨日行かなかったのか後悔するがどうにもならん。役所の者どもの仕事振りを観察したが、世間で言われてる ほど接客は悪くなかった。やや残念。帰宅後、電車に乗って教習所の最寄の駅へ。下車後、うる覚えの 地図を頭に描きながら・・・歩いてた女の人にとりあえずついていく。大金を持ち歩いてるという意識が 全ての人間に対して敵意を抱かせる。目つきが悪く、逆にからまれそうだったんじゃないかと今にして思うが。 さらに、腹痛が!緊張か?緊張してるのか?トイレに行っては負けという自己規定により気合いで腹痛を無視する。 目的地が見えてきたので、前を歩いてた女の人を追い越し「僕はストーカーではありません」とアピール。 んで、到着。いろいろ説明を受けて手続きをしてると、なんと写真を撮ると言い出した。知らんぞ! 帽子被ってきてるし。変な髪型で撮影終了。くそ、はめられた。その後、初授業みたいなのの日程を 決める(来週の火曜の9:00〜)。研究室の前で厳しそうだが、もしくは明日の15:00〜などと ぬかしたから仕方ない。明日は目黒記念だ。そして、予約の仕方も兼ねて本格的な授業の日程を決めることに。とりあえず、 来週の金曜(5/30)18:00〜に予約。さらに19:00〜も予約。飛ばすぜ!次を6/5にしたところ、「随分離れますね。」とおねーさんが指摘。 しぶしぶ6/1に予約しなおす。日曜は競馬にバイト。だるいが仕方ないか。土曜は早く寝よう。あらかた 終わり、帰る時に「バス」について聞いてみたところ「今から出ますが乗って行きますか?」とのこと。 やることもないので乗って帰ることに。感想は「この運転手侮れない」。俺を意識してか、非常に模範運転。 こんなバスの運転手見たことない。バスの運ちゃん=暴走万歳の方程式は俺の中ではやや改善された。
と、まぁこんな感じでした。写真を撮ろうかと思ってデジカメ持って行ったのだが、小心がさらに 縮小したためカメラがバッグから出ることすらなかった。お詫びにどっかに妹の写真アップしときます。 あと、これを読んだ人は一言で良いんで感想を掲示板にください。というか、頑張ったから褒めてください。

5月27日

朝8:40頃に教習所に到着。今日は適性検査だ。着いたものの何処に行けば良いのかわからず、とりあえず 日曜はやっぱ休みたいから予約をキャンセルしようと予約機械へ。いじったら予約確認表が印刷されてきやがった。 ガッテム、文化!ここで慌てては周りが俺をバカにした目で見るのは明白なのでとりあえず、「これが目的だ。」といった 感じのすまし顔で一時退却。しばらくしてまた機械いじりに向かう。今度は失敗を踏まえて成功を勝ち取る。う〜む、日進月歩。 その後、事務の人に「適性検査は何処に行けば良いのですか?」となめられないように(?)大きめの声で尋ねる。 すると、とても丁寧に教えてくれたので所定の場所へ。ところで、俺のすぐ後に2人ついて来たところを見ると どうやらこの2人も場所がわからなかったようだ。大きな声で聞いたためにこやつらにも場所がバレちまったか。 場所は普通の教室だ。だが、席に座ると同時に腹が雷鳴をあげる。トイレに行きたいとかではなく、ひたすら 雷状態。おそらく昨日寝る直前に食べた「あたりめ」が消化器官を攻撃しているのだろう。そうこうしている間に、教官が入ってきて テストが始まる。筆記で内容は知能検査に似ていた。ただ、雨も降ってないのに雷がうるさく、そして恥ずかしくてまったく集中できない! これは落ちたかも。こういうの落ちるのってやばいんじゃ?原チャの試験落ちた時の憎たらしいみなさんの笑顔が脳裏を横切る。 しかし、終わったものは仕方ない。続いて先行学科というので学科を受ける。かなりナイスな教官で難なく終了。が、今だ腹の天候は回復せず。 ここで出ていくつもりだったが、誰も出ていかない・・・大衆に身を任せるのだ。もう一時間受けていくことにする。 これも特に何も無く終わる。そして、健康診断の証明書を取りに大学に向かったのだった。感想としては、学科は楽。 これはイケる。普段90分授業に慣れているため60分授業などおそるるに足りん。あと、寝る前に「あたりめ」を食べるのはやめよう。

5月30日

今日は18:00からMT模擬、19:00からAT車で練習。最初のMT模擬は模擬運転室とかいう 部屋においてあるゲーセンのカーレースのようなものに座って教習。正面の画面に動かし方などが出てきて くるので、それに習って動かし方を実際にやるといった要領だ。噂の半クラなどの説明もあり入れ込み 気味。比較的難なく終わったがハンドルの回し方が最後まで良くわからなかった。手が絡まる!ところで、 一部で耳にした実際にバーチャルの街を走ったりすることはなかった。ただただ、動かし方をやって終わり。 次のAT車での練習は教習所内を教官の教えの通り走るもの。教官はなにやらホモくさい雰囲気のある 人だったが、1発目だし極めて優等生ぶることで教官も優しく接してくれた。AT車といえど、車である。 実際走らせるとうまいこといかない。さっきも書いたがハンドルを回すのがうまいこといかないし、何処らへんにタイヤがあるのか わからないから曲がる時は内輪をこするし、なによりビビりが激しかった。 なんとか終わった時にはっきりしたことが2つあった。1つは俺は車に向いていない。絶対事故を 起こすだろう。運転が怖いのだよ!ハンドルは力入れないで持ってと言われても、力が・・・もとい 防衛本能が握力を無意識に増強させるのだね。もう1つも俺は車に向いていないということ。 酔うのだ!終わってから家に帰るまで気持ちが悪かった。運転すると酔わないなどという言葉は信じてはいけないと これから教習に行こうとしている人には言いたい。う〜む、まだ気分が冴えない。



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