キャプテン翼V−皇帝の挑戦−

まずは、感想を。未だにエンディングを流しっぱなしにして余韻を楽しんでいる。思えば、このプレイ日記が始まったのは ・・・いつだったか思い出せないが、去年の夏くらいだったわけで。気がつけば、超ロング企画に成長。 また、人気もあったようだ。それもこれも、おそらく新田くんシバリによるものだろう。 必殺技無し、キーパーは常にキャッチ選択だけでは、きっとここまでは盛りあがらなかった。この企画当初は キャプ翼の単行本すら持って無かったのに、いつの間にやら部屋にはキャプ翼の単行本が散らばり始め、 そのたびに新田くん(&滝、森崎)にのめり込んでいったのが懐かしい。いつしか、企画は全日本ユースが ユニバーサル・ユース優勝することより”新田くんがミューラーを倒すこと”へとシフトチェンジして いったが、これはこれでおもしろかったから良しとしよう。

このゲームの魅力を語る上では、まずサッカーゲームとしての根底を覆しているシステムが挙げられる だろう。止まって、パスをするか、シュートするか、はたまたこのままドリブルをするか考えるとは 現実では到底考えれることではない。が、ゲームとしてのこのシステムはどうだうか?実は全選手が動いている が、一瞬一瞬でストップできるこのゲームは戦略シミュレーションの要素を多分に含んでいる。 三国志などを思い浮かべると簡単だ。地図がグランドになっただけで、「どこからどう攻めるか?」、 「まず相手を誘い出すか?」、「手強そうだからスルー(策略)を用いてみよう。」などと思考の ルーチンは共通している。ただ、選手が動き回ることでその状態が常に動いている。だから、三国志とか よりは戦術の幅は狭くても戦略は大きく、そして、先を読んだものが求められるのだ。これが、 ゲーム”キャプテン翼”をここまで大きくした魅力だろう。

システムの話しはここまでにして、もっとも語らなくてはならない人気の要因”原作の素晴らしさ”に 触れてみたい。ゲームが爆発的に売れてからは原作を読んだことが無い人や、読んだことがあっても 持っていない人(例えば、俺)までも”キャプテン翼”の魅力に惹かれたが、原作を知っていれば 確実にもっとおもしろくなる。これは今回の企画で自分自身味わったことだから間違い無い。 もうギャグ漫画として扱える代物だ。では、なぜ原作を知らない人でもファンになり得るのか? これは”キャプテン翼”が、「完全にキャラクターものだからだ。」と言って良いだろう。だから、詳しく原作の内容を知らなくて楽しめる。 それに拍車を掛けるような、オリジナルストーリー。キャラクターさえちょっと知っていれば、話しは テクモが作ってくれているのだ。さらに、上手いことにキャラクターに顔グラ、はっきりとした能力差、 必殺技といった個性を与えて、とっつきやすくなっている。これは非常に良く考えれている構造だ。 が、ここで元に戻りたい。つまり、キャラクターものだからこそ原作を知っているともっと楽しいのだ。 もし、原作に忠実でキャラも目立たないゲームなら、試合しか楽しみは無い上に、原作を知っているほど試合結果など わかっていて、無論、その通りに進めるしかない限りなく1本道のゲームになってしまう。 が、キャラものなら原作を知れば知るほど、好きなキャラ、嫌いなキャラが自分の中で生まれ、その ことにより、試合結果を越えた楽しみ方、すなわち、無限の楽しみ方ができるのだ。やはりこのゲームは 上手くできている。

あとは、音楽とかもあるが、もうだいたい上記のことで終わりたい。次は何をやるかまだ未定だが、 まだまだ隠されたオールディゲームはあるはず。探求していきたい。それでは、長い間おつきあい 、どうもありがとうございました。


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